ゆっくりがいい
みなさんこんにちは。私はある程度落ち込むと、その後かえって落ち着くときがあります!
いつも思うのですが、
せかせかしてる時って大体ロクなことない気がします!
急いで何かしている人、喋り口調が速い人って端から見てるとどういう印象を受けますか?
なんかイライラしてるなぁ、余裕がないなぁ、怒ってるのかなぁ、興奮してるなぁ
みたいに感じたことありませんか⁈
周りにいる人々に恐怖や不快感を与えてしまうこともあるのではないでしょうか。
そうなんです‼
人がそうなっているときは、よくわかるんですよねぇ~。
(人の振り見て我が振り直せみたいな)
でも、自分がそうなっている時ってなかなか気づかないことがあります。
みなさんは気づかないうちに、決められた時間内で手際よく作業をしなければならない訳ではないのに、動作や口調が速くなってせかせかしてしまうことってありませんか?
そんな時はどんな気持ちですか?
私はイライラしてる時や不安でテンパってる時にこうなります。
イライラしてると口調が速く荒くなり、早くやる必要もないのに動作がせかせかし、雑になり、お皿のガチってぶつかる音が大きくなり、冷蔵庫の閉める音がデカくなり…となります。
時々子供たちにもイライラした態度をとってしまい、よく妻に怒られこともあります(どうしようもないおじさんですね)。
せかせか行動が速くなるのと話すペースが速くなるのはリンクしているように感じます(せかせか動きながらゆっくりペースで話している人ってあまりいませんよね)。
そこで今日のテーマは「ゆっくり」です。
結論から言うとゆっくり動き、ゆっくり話すことがこころを落ち着かせるということなんです!
こころのイライラや不安があるからせかせかするのか、動作がせかせかしてるからイライラ、不安に感じるのか⁈
どっちが先かはよく分かりませんが、相互に作用してるのではと思います。
身体と感情の反応の関係性を提唱した末梢起源説(ジェームズ=ランゲ説)という説があります。
刺激・状況によって喚起された身体反応が、感情体験を引き起こすとする。ジェームズは、「悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのだ」と説明している。脳内では、対象を感覚皮質によって知覚すると、運動皮質にその情報が伝わり身体反応が生じる過程が想定されている。そのような身体の変化を体験することが感情体験である、ということになる。
引用元:公認心理師必携テキスト(p.176)
これとは全く逆の立場で、中枢起源説(キャノン=バード説)という説もあります。
このように全く逆の立場から2つの説が唱えられているので、どちらがどうとは簡単には言えませが、私個人の意見としては、こころを制御するのはなかなか難しいので行動を意識するほうから入った方が楽だと感じています。
すなわち、ゆっくり行動することでこころをリラックスさせる感じです。
ではなぜゆっくり動くとこころがリラックスするのでしょうか?
ゆっくり行動がいい理由
ズバリ、呼吸がゆっくりになるからです。
行動が速くなったり、話すテンポが速くなったりすると、呼吸が速く浅くなります。
呼吸が速く浅くなることで、自律神経の交感神経が優位に働いてしまいます。
交感神経は、時として身体の興奮状態に作用し、時として恐怖やイライラといった感情を助長してしまいます。
一方、呼吸がゆっくりになることにより、副交感神経が優位に働きます。特に息を吐く時間が長くなることで副交感神経の働きが活発化されるのです。
副交感神経は心身をリラックスさせる効果があるため、ゆっくり動き、ゆっくり話すことはこころにいいということになります。
呼吸と自律神経に関する過去の記事を載せますので是非合わせてご覧ください。
まとめ
ゆっくり動き、ゆっくり話すことがこころを落ち着かせます。
ゆっくり行動がいい理由は、呼吸がゆっくりするからです。
呼吸がゆっくりすることで副交感神経優位となり、心身のリラックスにつながります。
ゆっくり動いて、ゆっくり話すことで落ち着いて、こころにゆとりが出来ることを願っております!
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