規則正しい生活とは
ゆらゆら揺られていたいと思います♪
「やる気」のことを色々調べてたら、規則正しい生活が重要であることに行きつきました。
前回、規則正しい食事のリズムが睡眠リズムを調節し、脳の報酬系を活性化させ行動意欲をかき立てる第一歩になるかもしれないと書かせていただきました。
当たり前とと言われればそれまでですが、その当たり前が「やる気」や「行動意欲」に大きく関わっているようです。
ところで規則正しい生活とはどういうことをいうのでしょうか?
何を持って規則正しいと言うのでしょうか?
生物の中にある生体リズムというものが関わっているようです。
生体リズムとは
人は1日24時間周期で活動し、毎日それを繰り返しています。このリズムはサーカディアンリズムといい、人の行動や生体反応(自律神経やホルモンなど)など様々なものがあり、波形のような一定の変化を繰り返していきます。
体内時計とも言われており、日中は活動し、夜は休むというサイクルを24時間周期で刻んでいます。
「規則正しい生活」とは生体リズムに則った生活とも言えるでしょう!
元々体内に備わっていて人が健康に生きていくうえの自然なリズムなのでこの生体リズムに逆らうと様々なカラダの不調が出てきてしまいます。
生体リズムが狂う原因
実はサーカディアンリズムは人の場合、約25時間と言われています。そのためもしこのリズムに関わる周りの環境からの刺激が一切ない場合、普通に就寝、起床時間が1時間ずつずれてしまいます。
このリズムを1日24時間の周期に同調させる環境因子が存在します。
同調因子は、食事、運動、社会的な人とのつながりなどがあり、これらが相互に働きかけて24時間のリズムをつくります。
そして最も影響力が強いのが光です。
太陽の光、昼夜の明るさの変化がサーカディアンリズムを24時間に合わせているのです。
日中、光を浴び、食事を摂り、カラダを動かし、人とコンタクトをとることでリズムを24時間周期に合わせているので、これらの因子が不足すると生体リズムは狂う可能性があるということになります。
生体リズムを整えるヒント
メンタルダウン中は行動意欲が湧かないことが多いので少しでも手間要らずで取っ掛かれることはなんだろう⁈
先ほどあげた同調因子から最も無理なく、簡単にできるヒントはやはり光だと思います。
どんな状況での光が有効かというと、浴びる時間と照度が重要なカギを握っています!
光を浴びる時間
睡眠中の体温との関係から夜光を浴びるてしまうと入眠時間が遅くなると言われています。
一方で朝光を浴びると入眠時間が早くなり、サーカディアンリズムの25時間周期を24時間周期に近づけることができ、生活のリズムが整うということになります。
照度(明るさ)
光といっても高照度でなければなりません。
光がサーカディアンリズムの同調因子として働くためには2000ルクス以上の照度が必要と言われています。
太陽の光が2000ルクス以上なのでやはり日中の自然の光が良いということですね。
一方、部屋の光は約300ルクス程度なので明るさが足りないことになります。
行動意欲がない時に外に出て日光浴をしなければならない!
これはなかなかのハードルです。困った!
と思ったんですが、実は外に出て直接日光を浴びなくても良いそうなんです。
部屋の中からでも日が差す窓際にいて活動することでも日光がサーカディアンリズムの調節を行ってくれるそうなんです!
お部屋の中からでも朝の光が生体のリズムを整えてくれて、少しずつ行動意欲が湧くキッカケになってくれることを期待しています。
まとめ
規則正しい生活とは生体リズムに合わせて生活すること
生体リズム(サーカディアンリズム)は光、食事、運動、人との関わりなどの同調因子に左右される
サーカディアンリズムと1日の生活リズムを同調させるカギは光である
朝の太陽の光が生体リズムを整えてくれる
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