SNSはこころとカラダにいいのか⁈行動意欲と共感の視点から考える
SNSは本当に非なのか⁈
何事も自分のペースが一番♪
あくまで個人的な見解ですが、結論からするとSNSは是もあり非もありです!
結論になってないじゃないかと思われてしまいますね。
SNSを利用することの是非は、人それぞれの今の心身状態で変わってくるものだと感じています。
今その人が何を求めているのか⁈が大切だということです。
今回は、自分自身がメンタルの不調やストレス過多を経験していることを踏まえて、行動意欲と共感の視点からSNSの良いところを探してみることにしました。
行動意欲と共感の視点からSNSを考える
SNSを利用することは、やり過ぎなければ良いのではないかと思っています。
よくSNSのやり過ぎのデメリットとして、脳疲労を起こす原因をなってしまうと言われ、その結果、感情コントロール不良や集中力、判断力低下を招くことになります。
また、SNS自体が依存性の高いものであると言われているのでついやり過ぎてしまうことが懸念されています。
Twitterでのいいねや共感のリプライが脳の報酬系に働きかけSNS依存度を増してしまうとも言われております。
SNS上の共感という報酬欲しさに癖になってしまうという感じです。
確かに脳の報酬系は快刺激を予測しその刺激をまた求めるように働きかけるものでもありますが、一方では行動意欲を駆り立てる機能もあるのも事実です。
脳の報酬系に関連する過去の記事を掲載いたしますのでよろしければご参照ください。
特にメンタルダウンしているときは、行動意欲の低下が著しく、家から出れないなんてことも多々あります。
「カラダが動かない」、「社会との繋がりを持ちたいけど持てない」、「誰からも共感を得られない」などと考えてしまい、不安や罪悪感に陥ることもあります。
そのような場合の社会とのつながりが持てるツールとして、行動意欲に火をつけるキッカケとしてTwitterなどのSNSは有効なのではないかと考えられますし、私自身が凄く助けられていると日々感じています。
SNS上ではなく現実社会を生きるためにどうなのかということなのですが、共感に関しては、上東らが次のような報告をしています。
SNS 交流が、共感力や現実の友人関係、QOL(生活の質)を連鎖的に向上させるという仮説を設定し、調査、検討を行った。
その結果、SNS 交流が共感力や現実の友人関係、QOL(生活の質)の要素を向上させていることが検証された。
また、SNS 交流のネットと現実の共感力へ及ぼす促進効果が現実友人関係や QOL に与える影響は、SNS 疲れやテクノ・ネット依存症傾向の悪影響よりもその向上効果が高いことが示された。
さらに、ネット共感力が現実共感力を向上させる可能性も示唆された。
引用文献:SNS 交流と共感力との関係性
ここで上東らは、過度のSNS交流は、疲労やネット依存傾向を悪化させ,、現実生活における対人との交流時間が減少することで現実友人関係の良好度を低下させる間接的な負の関係性も見られたとも言っており、やはり過度の利用は注意が必要である。
しかし、依存傾向の悪影響よりもネット共感力から現実共感力への向上効果がより高いことが示唆されたと報告されており、SNS交流は共感力という視点では現実生活にも大いに生かせるものなのではないでしょうか。
メンタルダウン・ストレス過多の時に一番欲しいもの
どうしても不安という2文字が先立ってしまうので、少しでもこころの安心感が欲しくなります。
私の場合、メンタルダウンするとどうしても社会的なつながり避けてしまいがちになるので、余計に「共感し合うことでのこころの安心」を求めてしまいます。
SNSを上手く利用することで、少しづつ行動意欲を高め、共感し合うことでこころを癒せていけたらと感じています。
まとめ
SNS利用の是非は、人それぞれの今の心身状態で変わってくるものであり、今何を求めているかが大事
依存性が高いためやり過ぎには注意が必要だが、依存傾向の悪影響よりもネット共感力から現実共感力への向上効果がより高いとの報告もある
SNSを利用することで、行動意欲を高めるキッカケづくりと共感によるこころの安心感を得られることを期待したい
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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