こころを動かすには
みなんさんこんにちは♪ 無理に動かそうとしても動きませんよ、こころは。
こころを動かすには、
こころを動かす前に、こころのよりどころを確保すること
だと思います。
やる気とかモチベーションとかは、まず自分の安らぎの場、癒され安心できる場があってこそだと気づきました。
今までの職場での自分を思い出しながら、今の自分の経験や思いと照らし合わせて考えてみます。
職場での自分
働いている頃の私は上司として後輩のやりたいこと、好きなことを積極的にできる環境づくりを考えていました。
何気ないことでも気軽に話してもらえるような雰囲気を醸し出すように普段から立ち振る舞っていた(つもりでした)。
後輩たち、若い子たちがチャレンジしようと思ってくれるにはどうすれば良いのかを。
いろいろな仕掛けによりモチベーションがアップして生き生きと仕事している人たちも出てきてはいましたが、みんながみんなではありませんでした。
今思うと欲張り過ぎていたように思えます。
後輩たちのやる気を引き出すことが上司として一番の重要な役割であると思い込んでいました。
決して間違えではないんですが、その前にもっと考えるべき大事なことがあったのではないかと。
やる気だけを引き出そうとしてもうまくいかないのではないかと。
メンタルダウンしてやる気がなかなかでない今だからこそ気づいたことがあります!
今の自分自身の経験から
何もやる気がおきない、新しいことを考えたくない、チャレンジする勇気がないという時期にふと感じたことがあります。
それは、家族との関係が良好で家が落ち着くなぁと感じているとき、気持ちが前向きになっているように思えます。
こころのよりどころ、気を許せる場所があるからこそ余裕を持って何かにチャレンジしてみよういうやる気が出てくるのではないかと。
こんなこと考えている時ふと、幼少期における子供の愛着行動のことを思い出したました。
アメリカの心理学者エインワースは、子供の愛着行動と安全基地の概念を提唱しています。
安全基地とは、子供にとっての愛着対象が、幼い子供に提供する心地よい安定や保護が保証された環境を意味する。
子供は母親などの養育者を安全基地のように感じられると、好奇心は外の世界に向けられ、外的世界を探検することができるようになる。
危険信号を感じると愛着対象にしがみつき、危険が過ぎると再度探索を行う。
必要に迫られた時に心のよりどころとなる『心の安全基地』を持つことによって、辛い境遇や危険を乗りこえていくことが出来るようになる。
この「安全基地」と称されている基地には3つの機能があります。
1.「安全機能」
恐怖や不安から守る
2.「安心機能」
落ち着く、ほっとする、楽しくなる などポジティブな感情を育む
3.「探索機能」
安全基地から離れ、また戻ることができる
この概念は、幼少期の行動をとり上げたものですが、大人になって遭遇する世界においても大事な理論なのではないでしょうか⁈
安全基地があるから探索行動ができる。
この探索行動こそが、大人の世界における社会の中で新しいことへのチャレンジすることなんだと感じました。
大事なのは社会の中で成果を出すこともですけど、それよりもまず自分自身が生活の中で安心して戻れる場所があり、幸福を感じているかどうかということなんです。
やる気やチャレンジを促すにはまず先に安心できるよりどころ、安全基地の確保が大事!
危険を感じたらいつでも戻ってくつろげる場所があることが大事!
そんな信念をこころに持ちながらこれからの世の中を渡っていけたら幸せです。
まとめ
こころを動かすには、こころを動かす前に、こころのよりどころを確保すること
やる気だけを引き出そうとしてもうまくいかない
安全基地という概念は、幼少期の行動をとり上げたものだが、大人になって遭遇する世界においても大事な理論
大事なのは、まず自分自身が生活の中で安心して戻れる場所があり、幸福を感じているかどうか
今この貴重な気づきを忘れずに、噛みしめていきたいです。
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