ウォーキングの目的
みなんさんこんにちは♪ 端折れるものは端折ってこころの容量を確保していきたいです。
私がウォーキングする目的は「こころを落ち着かせる」ためです！
みなさんはどんな目的でウォーキングされていますか？
ダイエットのため、体力アップのため、足腰鍛えるためなど人それぞれ考える目的が違うと思います。
私もウォーキングを始めたころは、完全にダイエット目的の有酸素運動として歩いてました。
しかし、ある程度ダイエットが成功したので今はウォーキングに対して考え方を変えました。
精神科医の先生もよく散歩するようにとススメるくらい、ウォーキングはこころの健康にも良いことなのです。
外に出るまでが億劫なときがありますが、ひとたび外で歩き始めてしまうと段々心地よさを感じてきます。
自分自身が経験して思うことは、ウォーキングには「リズム」と「揺れ」があるから心地よく感じるのではないかと感じています。
この「リズム」と「揺れ」について考えてみたいと思います。
ウォーキングのリズム
「歩く」という動作は、リズムよく手足を交互に反復させて動かします。
このリズミカルな反復動作を行うことで脳の神経伝達物質のセロトニンがたくさん分泌され、気分を落ち着かせたり、集中力を高めることに役立つと言われています。
リズミカルな動作とセロトニンについての過去の関連記事を載せますのでよかったら参考にしてください。
ウォーキングの揺れ
歩いているときに人の体は上下左右に動いています。上下動は平均約2.5㎝、左右の動きは平均約4.5㎝と言われています。
私はこの「揺れ」がすごく心地よく感じます。
なぜ「揺れ」を心地よく感じるのでしょうか？
水口らは以下のように述べています。
本研究では 、人がウォーキングしている時の揺れに着目し、加速度データを収集 、その歩行周期の揺らぎを周波数解析した。
その結果 、パワースペクトルの低い周波数範囲で ”1／f”に近い傾向を示すことを確認した 。
このウォーキングにおける周期揺らぎの特徴は 、「心地よい」と評価された揺れの波形における振幅揺らぎの特徴と同じであった。
引用元：心地よい揺らぎに関する基礎研究
（ウォーキングにおける体の揺れの周期揺らぎに関する周波数分析）
この中に出てくる1/fとは、
1/fゆらぎ（エフぶんのいちゆらぎ）とは、パワー（スペクトル密度）が周波数 f に反比例するゆらぎのこと。
であり、人に心地よさや安らぎ、リラクゼーションなどをもたらすと言われています。
この研究では、ウォーキング時の周期の揺らぎの特徴と人に心地よさをもたらす1/f揺らぎの波形の特徴が同じようなものであったと言っています。
すなわち、ウォーキング時の適度な揺れは人に心地よさを感じさせるということになります。
次にリズムと揺れをつくりだす運動はウォーキング以外に何かないか考えてみました。
ウォーキングに代わる方法
水口らは、スプリング遊具、ブランコ、クロストレーナーなども1/fゆらぎに近い傾向があると述べている。
子供がスプリング遊具で遊んでいるとき、大人がブランコを漕いでいるとき 、健康器 具であるクロストレーナーで気持ちよく汗を流しているときの加速度波形の抱絡線を周波数分析した結果、I／fの関係に近くなることを示し、人が創り出す揺れの形の抱絡線に も同様な特徴があることを見出した。
引用元：心地よい揺らぎに関する基礎研究
（ウォーキングにおける体の揺れの周期揺らぎに関する周波数分析）
これらの3種の運動は体をリズミカルに使うという面でも心地よさを与えてくれそうです。
最後に私自身がやってみて心地よさそうなことを2つ挙げてみます
1.足踏み運動
外に出歩きたくないとき家で動画を観たり、音楽を聴きながらやるのも良いと思います。歩行と同様の心地よさを得られるのではないでしょうか。
2.バランスボール
個人的には凄くおススメです。バランスボールに跨り自分の心地よいと思うリズムと振動幅で体をバウンドさせる感じです。とてもスッキリします。
まとめ
ウォーキングは「こころを落ち着かせる」のにも役立ちます
ウォーキング「リズム」と「揺れ」があるから心地よく感じと思います
ウォーキングはリズミカルな反復動作であり、脳の神経伝達物質のセロトニンがたくさん分泌され、気分を落ち着かせたり、集中力を高めることに役立ちます
ウォーキング時の適度な揺れは、1/fゆらぎの波形と同様であり、人に心地よさを感じさせます
ウォーキング以外にも、足踏み運動やバランスボールで体を揺らすこともおススメです
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